ミニマリストが手放して後悔したもの&なくても大丈夫だったもの

ミニマリストが手放して後悔したもの&なくても大丈夫だったもの

「これ、手放したけどやっぱり必要だった…!」
「意外と、なくても平気だったな」

ミニマリストを目指して持ち物を減らしていくと、そんな気づきがよくある。モノを減らせば減らすほど「本当に必要なもの」が見えてくる一方で、「これ、やっぱり持っておけばよかった…」と後悔することも。

私自身、いろんなものを手放して試行錯誤してきた。中には「すぐ買い直したもの」もあれば、「手放してスッキリした!」と感じたものもある。

この記事では、そんな 「手放して後悔したもの」と「なくても大丈夫だったもの」 を紹介する。これからミニマリズムを実践しようと思っている人に、ちょっとでも参考になれば嬉しい!

目次

手放して後悔したもの

捨てることが目的になってしまうと、結局買い戻したり、もう手に入らなかったりするものが出てくる。

代用できるものかどうかを考え、代用できそうなら一度 「一時保管」 して様子を見るのが無難。

① 思い出の品(手紙・写真・記念品)は後悔しやすい!

ミニマリストを始めたばかりの頃、「デジタル化すれば問題なし!」と思って、写真や手紙、昔もらったプレゼントをどんどん手放した。でも、後になって「もう二度と戻ってこないんだ…」と気づいたとき、じわじわと後悔が押し寄せてきた。

特に手書きの手紙や写真は、データ化しても「あの紙の質感」「書かれた文字の温もり」は戻らない。思い出の品はすべて捨てるのではなく、「本当に大切なものだけ」箱にまとめておくのが正解だったな と実感している。

解決策:「思い出ボックス」を作って、特に大切なものだけを残す!

② 使い込んだ家具・道具は買い戻せないので注意!

「シンプルにしたい!」という気持ちが先走って、使い込んだ家具や道具を捨てた。でも、新しいものに買い替えてみたら、結局しっくりこない…。

特に長年使っていた 木の机や、馴染んだクッション は、新しいものよりもしっくりきているんだなと気づいた。使い慣れたものの価値は、手放して初めてわかることが多い。

解決策: 長く愛用したものは「捨てる」前に「本当に代替できるのか」じっくり考える!

③ 紙の本(全部電子書籍にした結果…)

「電子書籍で読めるから紙の本は不要!」と意気込んで、本棚をスッキリさせた。でも、しばらくすると 「あのページをパラパラめくりたい」「読み返したいのに、電子書籍だと直感的じゃない…」 と思うことが増えた。

特に、線を引いたり、付箋をつけたりするタイプの本(哲学書やエッセイ)は、紙じゃないとなんだかしっくりこない。結果的に、また紙の本を買い直すことに。

解決策:「紙のほうがいい本」と「電子書籍でいい本」を分ける!(全部デジタル化するのは失敗…

④ 高品質な道具は管理の手間が減る

「ミニマリスト=最低限のものでOK!」と考えて、フライパンや包丁、文房具、掃除道具などを減らした。でも、実際に使ってみたら、切れ味の悪い包丁、焦げ付きやすいフライパン、使いづらいペンや雑巾… ちょっとした不便が積み重なり、生活のストレスが増えてしまった。

ミニマリストだからこそ、「少ないモノを大切に使う」=「質の良いモノを持つ」 ということが重要だと学んだ。

解決策: 「必要最小限だけど、良いものを選ぶ!」

⑤ 時間を生み出してくれるもの

「モノを減らしてシンプルに暮らそう!」と意気込んで、便利なアイテムを手放したことがある。でも、それが 自分の時間を生み出してくれていた ことに、後から気づいた。

例えば、ロボット掃除機。「掃除機があれば十分」と思って手放したものの、結局 掃除の手間が増えてしまい、思ったより時間を取られる ことに。

他にも、食洗機、電気ケトル、圧力鍋、ドラム式洗濯機 など、日々の家事を楽にしてくれるものは 「なくてもいい」と思っても、あったほうが明らかに便利だった

結局、時間を短縮できるモノは、むやみに手放さないほうがいい という結論に至った。ミニマリズムは 「モノを減らすこと」ではなく、「暮らしを豊かにすること」 だからこそ、時間を生み出してくれるものはむしろ大切にしたい。

解決策: 「なくてもなんとかなる」ではなく、「これがあると生活が楽になる」と考える!

なくても大丈夫だったもの

これは必要ないな。と即答できるものは色々ありますが、なかなか捨てられないと思ってしまいますよね。ここで必要なのは月1回でも使うかどうか。もう一つは自分が充実するために使われているかを確認することです。

① たくさんの食器はいらない

家には10枚以上のお皿やマグカップがあったけど、実際に使うのは いつも決まった2~3枚 だった。食器棚がスッキリすると、食器を出し入れするストレスがなくなって快適に!

結論:「お気に入りの食器」だけあれば十分!

② テレビって意外となくても困らない

「部屋にテレビがないと暇じゃない?」と思っていたけど、意外と スマホやPCで充分だった。 むしろ、テレビがないことで なんとなくダラダラ観る時間 が減り、読書や趣味の時間が増えた。

結論:📺 テレビなしでも、生活は充実する!

③ インテリア雑貨は管理できる範囲まで

おしゃれな部屋を目指して、いろんな雑貨を飾っていたけど、気づいたら ホコリがたまるだけの存在 になっていた。シンプルな空間のほうが、掃除が楽でスッキリすることに気づいた。

結論: 「なくても違和感がないもの」は不要!

着なくなった服、着れなくなった服はなくても困らない

クローゼットにずっと眠っていた 「いつか着るかも」 と思っていた服。手放してみたら、意外と何も困らなかった。

「高かったから」「まだ着れるから」と思って取っておいても、実際にはほとんど着ていなかったり、トレンドが変わって着る機会がなかったりする。むしろ、少ない服を着回すほうがラクで快適 だった。

特に 「サイズが合わなくなった服」「色あせた服」「着心地が悪い服」 は、持っているだけで気分が下がるもの。思い切って手放したら、クローゼットの中がスッキリして 毎日の服選びが楽になった!

結論: 「とりあえず取っておく服」はなくても困らない!

⑤ SNSを見る時間は時間が溶ける

気づけばつい開いてしまうSNS。何となくスクロールしているだけで、気づいたら30分、1時間と時間が溶けてしまうことも多かった。

思い切って 「SNSを見る時間を手放してみる」 ことにしたら、驚くほど心がスッキリ。
✅ 情報に振り回されなくなった
✅ 他人と比べることが減った
✅ 目の前のことに集中できるようになった

最初は「情報が入ってこなくなるかも?」と不安だったけど、必要な情報はニュースや本、リアルな会話から十分得られることに気づいた。結果、SNSをダラダラ見ている時間は、実は 「なくても困らない時間」 だった。

結論: SNSを見る時間は減らしても、何も問題なかった!

まとめ

ミニマリストとして持ち物を見直していく中で、「手放して後悔したもの」と「なくても大丈夫だったもの」がはっきりと分かれた。

思い出の品や使い込んだ家具、質の良い道具、時間を生み出してくれる便利な家電など、日々の暮らしに深く根付いているものは、手放した後にその価値を痛感することが多かった。一方で、たくさんの食器やインテリア雑貨、高価なブランド品、SNSを見る時間などは、手放しても意外と困ることはなかった。それどころか、すっきりとした空間と心の余裕を生み出し、生活の満足度を高めてくれた。

ミニマリズムは、ただモノを減らせばいいわけではなく、本当に必要なものを選び取ることが大切だと改めて感じた。何を持つか、何を手放すかは人それぞれ異なるが、大事なのは自分にとって快適で満足できる暮らしを作ること。そのためにも、「これは本当に必要か?」と自分に問いかけながら、焦らずゆっくりと持ち物を見直していきたい。

これからミニマリズムを実践しようと思っている人は、「とにかく減らす」のではなく、「自分にとっての最適な暮らしとは何か」を意識しながら、手放すものを選んでみてほしい。

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