お風呂掃除が面倒でなかなか手が付けられないという方も多いですよね。いざ、掃除をするぞ！と気持ちを持った時に、お風呂場用洗剤がなかったら、余計にやる気が下がってしまいます。
そんな時、家にあるもので代用できる洗剤を使って、簡単に風呂掃除ができたら嬉しいですよね。
今回は、そんな風呂掃除に使える洗剤代用のアイデアを紹介します。ぜひ最後までチェックしてください。
家にあるアイテムでお風呂場洗剤の代用品5選
お風呂場用洗剤がないときに、使用する代用品を5つ紹介します。
そのなかでも、それぞれの代用品があなたの浴室に合っているかを確認することが重要です。
- 重曹
- お酢
- 食器用洗剤
- クエン酸
- 酸素系漂白剤(キッチンハイターなど)
浴室の洗剤を代用することのリスク
洗剤の代用品として使用するにあたり、お風呂場の素材を痛めるのでは？という心配があるでしょう。
製品や素材の取扱説明書、メーカーの指示などを参考にして判断することが理想ですが、そういった手間を省きたい人向けに参考程度ではありますが、一般的に使用しても問題ないかの一覧を用意しました。
| お風呂場の素材 | 重曹 | お酢 | 食器用洗剤 | クエン酸 | 酸素系漂白剤 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイル | |||||
| プラスチック | |||||
| ステンレス | |||||
| ガラス | |||||
| FRP（繊維強化プラスチック） | |||||
| ラバー製品 | |||||
| 人工大理石 | |||||
| 天然石（花崗岩） | |||||
| 天然石（大理石） | |||||
| 木製製品 |
重曹を使ったお風呂掃除に必要なものと洗い方
お酢なしの重曹を使った風呂掃除
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- 重曹：市販の無臭のものがおすすめです。
- スポンジや布：汚れをこするためのものです。柔らかい素材のものがおすすめです。
- 水：重曹を溶かしたり、洗い流すために必要です。
- ゴム手袋：手荒れを防ぐために使用します。手に触れることでアレルギー反応が起こることがあるため、特に肌が敏感な方は必須。
重曹を用意しましょう。市販のもので大丈夫ですが、無添加や無着色のものがおすすめです。
他にはスポンジや柔らかい布、水、ゴム手袋を用意します。
重曹と水を1:1の割合で混ぜ、ペースト状になるまでよくかき混ぜます。
風呂場の汚れている箇所に水をかけてふやかします。これにより、重曹が汚れに浸透しやすくなります。
次に、スポンジやブラシに重曹ペーストを適量つけます。
風呂場の汚れが気になる部分に、重曹ペーストを塗ります。特にカビや黒ずみがある場所にしっかりと塗り込みましょう。
重曹ペーストを塗った部分を、スポンジやブラシで丁寧にこすります。汚れが落ちにくい場合は、重曹ペーストを数分放置してからこすると効果的です。
こすった部分を、水でしっかりと洗い流します。汚れが落ちきらない場合は、手順5～7を繰り返しましょう。
最後に、風呂場をタオルで拭き取り、しっかりと乾燥させます。これで、重曹を使った風呂掃除が完了です。
お酢ありの重曹を使った風呂掃除
- 重曹：市販の無臭のものがおすすめです。
- スポンジや布：汚れをこするためのものです。柔らかい素材のものがおすすめ。
- お酢（オプション）：重曹と組み合わせることで汚れ落ちが向上します。
- 水：重曹を溶かしたり、洗い流すために必要です。
- ゴム手袋：手荒れを防ぐために使用します。
重曹を用意しましょう。市販のもので大丈夫ですが、そのなかでも無添加や無着色のものがおすすめです。
お酢は無臭か、りんとう酢ならなお良し、スポンジや柔らかい布、水、ゴム手袋を用意します。
重曹を適量（大さじ1杯程度）をボウルに入れ、お酢を少量ずつ加えてペースト状になるまで混ぜます。泡立ちが落ち着いたら、適度な固さのペーストができています。
風呂場の汚れている箇所に水をかけてふやかします。これにより、重曹が汚れに浸透しやすくなります。
次に、スポンジやブラシにスポンジや柔らかい布に重曹とお酢の溶液を適量取り、汚れている箇所に塗布します。特に汚れがひどい場所は、溶液を多めに塗りましょう。重曹ペーストを適量つけます。
スポンジや布で汚れを優しくこすります。力を入れすぎると風呂場の素材に傷がつくことがあるため、注意してください。
汚れが落ちたら、お酢を薄めた水（お酢：水＝1:1の割合が目安）をスプレーボトルに入れ、こすり洗いした箇所にかけます。これにより、重曹のアルカリ性を中和し、汚れがさらに落ちやすくなります。
たっぷりの水で重曹とお酢の溶液をしっかりと洗い流します。洗い残しがないように注意しましょう。
- 重曹を直接素材にこすり付けると、傷がつくことがあります。スポンジや布に重曹をつけてから、優しくこするようにしましょう。
- 重曹はアルカリ性であるため、酸性のお酢と組み合わせることで汚れ落ちが向上しますが、過度に酸性とアルカリ性を混ぜると反応して効果が弱まることがあります。適量のバランスを意識して使用しましょう。
- 使用後は、重曹をしっかりと洗い流しましょう。残った重曹が乾燥し、白い粉状の跡が残ることがあります。
- 重曹を使ってお風呂掃除をすると、水アカがすぐに取れますか？
-
重曹は水アカや汚れに効果的ですが、すぐに取れるかどうかは汚れの程度によります。頑固な汚れの場合は、数回の掃除が必要なこともあります。
- 重曹は浴槽に傷をつけることはありますか？
-
重曹は、自然由来の成分であり優れた洗浄力がありますが、柔らかい粉末であるため浴槽に傷をつけることはほとんどありません。ただし、強くこすりすぎると傷がつく可能性があるため注意しましょう。
- 重曹を使ったお風呂掃除の後、どのくらいの頻度で掃除が必要ですか？
-
お風呂掃除の頻度は、使用状況や汚れの程度によりますが、一般的には週に1回程度の掃除が望ましいです。
お酢を使ったお風呂掃除に必要なものと洗い方
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- お酢（白酢がおすすめ）
- 水
- スプレーボトル（お酢と水を混ぜるため）
- スポンジやブラシ（汚れをこするため）
- ゴム手袋（手荒れ防止）
- タオル（拭き取り用）
お酢を用意しましょう。市販の白いお酢やりんご酢など、どれでも構いません。白酢があればなおヨシ。
水・スプレーボトル、スポンジ・ブラシ、ゴム手袋、ふき取り用のタオルを用意しましょう。
お酢と水を1:1の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れます。
風呂場の汚れが気になる部分に、お酢水をスプレーします。特にカビや水アカがある場所にしっかりとスプレーしましょう。
お酢水をスプレーしたら、数分放置します。これにより、お酢が汚れに浸透しやすくなります。
放置した部分を、スポンジやブラシで丁寧にこすります。汚れが落ちにくい場合は、お酢水を再度スプレーしてからこすると効果的です。
こすった部分を、水でしっかりと洗い流します。汚れが落ちきらない場合は、手順3～6を繰り返しましょう。
最後に、風呂場をタオルで拭き取り、しっかりと乾燥させます。これで、お酢を使った風呂掃除が完了です。
- お酢は酸性のため、長時間放置しすぎると風呂場の素材にダメージを与えることがあります。
適切な時間に注意しましょう。 - 風呂場の素材によっては、お酢が使用できない場合があります。
事前に取扱説明書やメーカーの情報を確認しましょう。
- お酢の匂いが気になる場合、どうすればいいですか？
-
お酢の匂いが気になる場合は、エッセンシャルオイルを数滴加えることで、匂いを和らげることができます。
ただし、プラスチック製品やラバー製品が劣化する恐れがあるので、エッセンシャルオイルを直接触れさせないようにしましょう。 - お酢を使ったお風呂掃除はカビにも効果がありますか？
-
お酢はカビにも一定の効果がありますが、根深いカビには限定的な効果しかありません。カビ対策には、湿気を抑えることが重要です。
- お酢を使ったお風呂掃除は、どの部分に適していますか？
-
お酢は水アカや汚れを落とす効果があるため、浴槽や壁、床などのお風呂場全体に適しています。
食器用洗剤を使ったお風呂掃除に必要なものと洗い方
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- 食器用洗剤: 汚れを落とすために使用します。無香料や無着色のものがおすすめです。
- スポンジまたはブラシ: 汚れをこすり落とすために使用します。柔らかめのスポンジやブラシが適しています。
- 洗い桶やバケツ: 洗剤を溶かした水を入れるために使用します。
- 使い古しの歯ブラシ（オプション）: 細かい隙間や狭い場所の汚れを落とすために使用できます。
- タオルまたはクロス: 洗い流した後、拭き取りや乾燥のために使用します。
まずは、食器用洗剤を用意しましょう。市販のもので大丈夫ですが、無添加や無着色のものがおすすめです。
水・スポンジ・ブラシ、ゴム手袋、ふき取り用のタオルを用意しましょう。
次に、スポンジやブラシに食器用洗剤を適量つけます。
風呂場の汚れが気になる部分に、食器用洗剤を塗ります。特にカビや黒ずみがある場所にしっかりと塗り込みましょう。
食器用洗剤を塗った部分を、スポンジやブラシで丁寧にこすります。汚れが落ちにくい場合は、食器用洗剤を数分放置してからこすると効果的です。
こすった部分を、水でしっかりと洗い流します。汚れが落ちきらない場合は、手順3～5を繰り返しましょう。
最後に、風呂場をタオルで拭き取り、しっかりと乾燥させます。これで、食器用洗剤を使った風呂掃除が完了です。
- 食器用洗剤は界面活性剤が含まれているため、長時間放置しすぎると風呂場の素材にダメージを与えることがあります。適切な時間に注意しましょう。
- 風呂場の素材によっては、食器用洗剤が使用できない場合があります。事前に取扱説明書やメーカーの情報を確認しましょう。
- 食器用洗剤は泡立ちが良いため、洗い流す際には十分に水ですすぐことが重要です。泡が残らないように注意してください。
- 食器用洗剤は、どのような汚れに効果がありますか？
-
食器用洗剤は油汚れに効果的で、お風呂場の皮脂汚れや髪の毛などにも効果があります。
- 食器用洗剤を使ったお風呂掃除で、浴槽に泡が残ってしまった場合、どのように対処すればいいですか？
-
泡が残ってしまった場合は、水で十分にすすぐことが大切です。すすぎが不十分だと、次にお風呂を使った時に泡が出てしまうことがあります。
- 食器用洗剤で浴槽の底にこびりついた汚れを落とす方法はありますか？
-
食器用洗剤を塗ったスポンジやブラシで、汚れを丁寧にこすり落としていくことが効果的です。特に頑固な汚れの場合は、洗剤を数分間放置してからこすると、汚れが落ちやすくなります。
クエン酸を使ったお風呂掃除に必要なものと洗い方
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- クエン酸: 風呂掃除に使用するクエン酸は、市販のもので大丈夫です。無添加・無着色のものがおすすめです。
- 水: クエン酸を溶かすために必要です。お湯でも代用できます。
- スプレーボトル（オプション）: クエン酸水を吹きかけやすくするために使用します。なくても、直接クエン酸水をかけることができます。
- スポンジやブラシ: 汚れをこすり落とすために使用します。
- タオルやウェットティッシュ: 掃除が終わった後に拭き取るために使用します。
クエン酸を水に溶かして、クエン酸水を作ります。一般的な割合は、クエン酸1部に対して水10部ですが、汚れの状況に応じて濃度を調整できます。
スプレーボトルを使用する場合は、クエン酸水をスプレーボトルに入れます。
スプレーボトルを使って汚れた部分にクエン酸水をかけるか、スポンジやブラシに含ませて汚れに直接塗ります。
クエン酸水を5～10分ほど放置し、汚れを浮かせます。
浮かせた汚れをスポンジやブラシでこすります。特にカビや水アカがある場所は、丁寧にこすることが重要です。
こした部分を水でしっかりと洗い流します。汚れが落ちきらない場合は、手順3～6を繰り返しましょう。
最後に、風呂場をタオルやウェットティッシュで拭き取り、しっかりと乾燥させます。これでクエン酸を使った風呂掃除が完了です。
- クエン酸は酸性のため、木製や天然石（特に大理石）の風呂場では使用を避けるか、事前に確認してください。また、使用後はしっかりと洗い流し、乾燥させることが大切です。
- クエン酸はどのようなお風呂場の汚れに効果的ですか？
-
クエン酸は水アカや皮脂汚れに効果的で、浴槽や壁、床などお風呂場全体の掃除に適しています。
- クエン酸を使ったお風呂掃除の際、溶液の濃度はどのくらいが適切ですか？
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クエン酸の濃度は、汚れの程度や素材によって異なりますが、一般的にはクエン酸：水＝1：10の割合で溶かすのが適切です。
- クエン酸を使ってお風呂場の掃除をした後、どのくらいの頻度で掃除が必要ですか？
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お風呂掃除の頻度は、使用状況や汚れの程度によりますが、一般的には週に1回程度の掃除が望ましいです。
酸素系漂白剤を使ったお風呂掃除に必要なものと洗い方
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- 酸素系漂白剤: カビや黄ばみを除去するために使用します。市販のもので大丈夫です。
- 水: 酸素系漂白剤を溶かすために必要です。
- バケツや容器: 酸素系漂白剤と水を混ぜるために使用します。
- スポンジやブラシ: 汚れをこすり落とすために使用します。
- ゴム手袋: 酸素系漂白剤は肌に刺激を与えることがあるため、手袋を着用することが推奨されます。
- タオルやウェットティッシュ: 掃除が終わった後に拭き取るために使用します。
バケツや容器に水を入れ、酸素系漂白剤を指定された量（商品の説明を参照）溶かし、漂白剤の溶液を作ります。
スポンジやブラシに漂白剤の溶液を含ませます。
風呂場の汚れが気になる部分に、漂白剤の溶液を塗ります。特にカビや黒ずみがある場所にしっかりと塗り込みましょう。
溶液を塗った部分を、スポンジやブラシで丁寧にこすります。汚れが落ちにくい場合は、溶液を数分放置してからこすると効果的です。
こすった部分を、水でしっかりと洗い流します。汚れが落ちきらない場合は、手順3～5を繰り返しましょう。
最後に、風呂場をタオルやウェットティッシュで拭き取り、しっかりと乾燥させます。これで酸素系漂白剤を使った風呂掃除が完了です。
- 酸素系漂白剤は、素材によっては変色や劣化を引き起こすことがあります。
使用前に風呂場の素材に対して適しているか確認し、また、目立たない部分で試してから使用しましょう。
また、使用後はしっかりと洗い流し、乾燥させることが大切です。 - 風呂掃除が終わったら、しっかりと換気を行いましょう。
酸素系漂白剤を使用した場合でも、換気によって残留する匂いや成分を放出させることができます。 - 酸素系漂白剤は、子どもやペットの手の届かない場所に保管しましょう。
また、直射日光や高温多湿の場所を避けることで、品質を維持することができます。
- 酸素系漂白剤を使ったお風呂掃除は、どの部分に適していますか？
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酸素系漂白剤はカビや黄ばみに効果がありますので、浴槽や壁、床、シャワーカーテンなどカビや黄ばみが気になる部分に適しています。
- 酸素系漂白剤を使ったお風呂掃除で注意すべき点は何ですか？
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酸素系漂白剤は効果的ですが、素材によっては色落ちや変色の原因となることがあります。使用前に必ず説明書を確認し、適切な濃度で使うことが大切です。また、換気を十分に行い、長時間の接触を避けるようにしてください。
- 酸素系漂白剤を使ったお風呂掃除の後、どのくらいの頻度で掃除が必要ですか？
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お風呂掃除の頻度は、使用状況や汚れの程度によりますが、一般的には週に1回程度の掃除が望ましいです。
酸素系漂白剤はカビ対策に効果的ですが、湿気を抑えることがカビ予防に重要なため、換気や乾燥にも注意しましょう。
風呂掃除のポイント
風呂掃除を効率よく行うためには、次のポイントを押さえておきましょう。
適切な洗剤や道具の選択
お風呂掃除を効率よく行うためには、汚れの種類や風呂場の素材に適した洗剤や道具を選択することが大切です。
重曹、お酢、食器用洗剤、クエン酸、酸素系漂白剤など、それぞれ異なる効果があるので、風呂場の状況に応じて適切なものを使い分けましょう。
定期的なお風呂掃除
お風呂掃除を効率よく行うためには、定期的に掃除を行うことが重要です。
汚れが蓄積しすぎると、掃除が困難になりますし、カビや黒ずみが発生しやすくなります。
週に1回程度のお風呂掃除を心掛けることで、汚れを最小限に抑え、効率的に掃除を行うことができます。
洗剤の適量がわからない！どれくらいつければいい？
具体的な適量としては、使用するスポンジやブラシの大きさにもよりますが、一般的にはスポンジやブラシの表面に約1cm程度の長さの洗剤をつけることが目安です。
ただし、汚れの状況や範囲によっては、適宜量を増減して使用してください。特に汚れがひどい場合は、もう少し多めに洗剤をつけることで効果的な掃除ができます。
初めは少なめにつけてみて、必要に応じて追加していく方法もおすすめです。
まとめ
お風呂掃除に使える洗剤代用のアイデア５選を紹介しました。
素材によっては劣化・腐食してしまうことを把握したうえで、重曹、お酢、食器用洗剤、クエン酸、酸素系漂白剤をお風呂用洗剤の代用品として活用してみましょう。
